1949-11-30 第6回国会 参議院 予算委員会 第10号
○政府委員(紙田千鶴雄君) 收入の金額につきましては先程申上げましたように、いろいろな発行区間その他がございますので、申上げることは早急には困難かと思います。尚範囲につきましては只今詳細な資料を持ち合しておりませんが、例えば官庁方面でございますとかまあそういうところは、運輸省も含めまして、発行いたしておらないのであります。
○政府委員(紙田千鶴雄君) 收入の金額につきましては先程申上げましたように、いろいろな発行区間その他がございますので、申上げることは早急には困難かと思います。尚範囲につきましては只今詳細な資料を持ち合しておりませんが、例えば官庁方面でございますとかまあそういうところは、運輸省も含めまして、発行いたしておらないのであります。
○政府委員(紙田千鶴雄君) 只今の無賃乗車証に関するお尋ねに対しましてお答を申上げます。 只今大臣からお話がございましたように、この六月になりましてコーポレーシヨンができましてから後は極力乗車証の整理をいたしておるのでございまして、濫発をいたしておるような事実はないのでございます。又私達運輸省の者でございますが、この運輸省の者に対しましてもパスを発行をしないと、こういうふうな非常に厳重な方針を国鉄
○紙田政府委員 ただいまの点につきましては、最初国有鉄道として貨物運賃の値上げの時期を、十月ごろということで運んだのであります。従つてここに時期が遅れております差の問題が出て来るかと思いますが、大体十月ごろとしまして、八割が至当であろう、こう思つたのが第一点でございます。 第二点は、今原価計算の問題が出ましたが、原価計算のもいろいろ見方がありまして、理想的に見ると、減価償却も十分見ていたしますと、
○説明員(紙田千鶴雄君) お尋ねのように、予算の形式内容は政令で定めることになつておりますので、そういうものは政令が決定いたしますまでは内容がはつきりいたさないことは事実でございますが、考え方といたしましては、先程から局長のお話にもございましたように、能率的な形式とそれから財政のコントロール、こういう二つのポイントから見て適当な妥当点に合うような内容のものを考えて行かなければいけないということだけははつきりといたしておるのでございまして
○説明員(紙田千鶴雄君) それでは私から簡單に要点だけを御説明申上げたいと思います。 〔理事丹羽五郎君退席、委員長着席〕
○紙田説明員 ただいまの契約の中で、政令において特に定める場合はどういう場合であるかというふうな御尋ねでございましたが、この点は目下準備中の政令に含まれているわけでございまして、ただその場合におきましては、現在の会計法において規定されておるものと、ほぼ同様のことによつて規定をいたしたいと考えます。大体は競争入札ということをすることが適当でない場合、あるいは事業に有利でない場合、あるいは非常に金額が小
○紙田説明員 お話のように現在の体系は、非常に理想的な体系そのものであるとは必ずしも申し上げられないと思います。しかしながら昭和二十二年度以来非常に厳密な検討を加えまして、現在の体系にたどりついたものであります。別に一般会計その他の特別会計の区分に比校いたしましても、格段の進歩があり、またその進歩からして、相当高度の弾力性というものが、その中に含まれているものであると考ええている次第であります。勘定科目
○紙田説明員 お尋ねの粗密の程度でございますが、この点につきましては、現在実行いたしておりますところの勘定区分に、多少の改善を加えまして実施いたしたい、こういうふうな構想のもとに目下検討中であります。
○紙田説明員 それでは御質問に対しましてお答え申し上げます。ただいま詳細な資料を持ち合せておりませんので、あらましのことを御説明申し上げます。 御承知のように国有鉄道は六月一日から発足いたしたのでございますが、そのときに引継ぎましたところの財産その他の状態につきまして、まず簡單に御説明を申し上げます。まず固定資産につきましては、六月一日現在においておおむね四百七十億程度でございます。また投資資産におきましてはおおむね
○説明員(紙田千鶴雄君) それでは石炭手当及び寒冷地手当につきまして、最近の経過を申上げたいと思います。この種の手当につきましては、御承知のように予算の範囲内において支給をすると、まあこういうふうに制限が付いておりましたので、国鉄の予算を執行するに当りましては、この実行上そういつた手当を支給することは、それだけの余裕があるというふうな状態になることが必要なんであります。ところがその後御承知のように非常
○説明員(紙田千鶴雄君) 運賃改正のその後の経過につきまして、簡単にお話を申上げたいと思います。 御承知のごとく運輸審議会におきましては、国鉄から申請されましたところの貨物運賃を八割値上げをいたしたいという案を審議いたされまして、貨物運賃はこれを九割値上げをいたしますことは海陸輸送の調整というふうな観点から、又国鉄のペイ・ベーシスの観点から考えまして妥当である。 又併せまして二十四年度の経済の変化
○説明員(紙田千鶴雄君) 二十四年度の財政收支の見こみにつきまして概要説明いたします。二十四年度の予算はドツジ・ラインに基きました非常にきびしいいわゆるひまし油的予算でありまして、経費の面は極度に大圧縮をいたしております。人件費につきましては、只今局長から御説明いたしましたような大きな出血を余儀なくされたわけでありますが、物件費におきましても亦修繕費におきましても、未曾有の大圧縮でありまして、損益勘定
○説明員(紙田千鶴雄君) 只今御質問の点につきましては、成程御尢もなのでありまして、まあ金のある限り支拂に充てて、そういうことによつて國有鉄道が非常な利益を受ける、こういうふうになるようには考えておるのでございます。まあ併しながら御承知のように非常に厖大な機構でございますし、全國的に非常に多数に機関がありまして、地域的にも分散をいたしておりますので、その各会計機関に亘りまして或る程度最小限度の資金をそこに
○説明員(紙田千鶴雄君) 只今の御質問の点につきまして御説明を申上げます。支拂の遅延の点につきましては、九月末におきましておおむね七十億程度の未拂金を國有鉄道が持つておることになつております。この金額は國有鉄道の持つべき標準の未拂金といたしましては、多少多過ぎるということは事実なんでございます。ただ御承知の通りに建設勘定り財源となつておりますところの見返資金が、最近まで一銭も調達することができませんでしたので
○紙田説明員 御質問に対してお答え申し上げます。ただいまの点につきましては、別にこの予算の特例に関する法律案が出でおるのでありまして、そういうものによつて、そういう措置が講ぜられるように考えておる次第であります。
○紙田説明員 お答えいたします。ただいまの御質問の点については二十四年度の五月までは国有鉄道事業特別会計でやりまして、六月から二十五年の三月末までがコーポレーシヨンの関係、こういうふうに一つの会計年度が、二つの性格によつて経営されて行く。こういう特殊の年度でございますので、この二十四年度の予算といたしましては、公債の形式をもつて百五十億の歳入を計上いたしておるような次第であります。しかしながら六月から
○紙田説明員 ただいまの御質問に対してお答え申し上げます。そのお話の法律は、國有鉄道事業特別会計の存続いたします昭和二十四年五月三十一日まで有効にいたしておりまして、その間にただいまお話になりました予算に計上いたしております支出を完了する予定でございます。